日本医学会分科会利益相反会議

トップページへ戻る

議事要旨

第4回日本医学会分科会利益相反会議

臨床研究をとりまく環境~健康・医療戦略と倫理性・質の確保~

髙江 慎一(厚生労働省医政局研究開発振興課課長補佐)

 平成25年6月14日に策定された「健康・医療戦略」は、「健康長寿社会」の実現、医療関連産業の活性化、世界への貢献を基本的理念としている。また、革新的な医療技術の実用化を加速するため、医療分野の研究開発の司令塔機能(「日本版NIH」)を創設することは最重要課題の一つ。今後、推進本部において、総合戦略の策定、新独立行政法人の創設について議論を進める予定である。
 また、臨床研究の倫理性・質の確保の観点からは、以下の取組を進めているところである。
○疫学研究倫理指針及び臨床研究倫理指針の運用状況、疫学研究及び臨床研究の在り方に係る検討等を踏まえ、両指針の統合を含めた必要な見直しを行っている。
○ディオバンの臨床研究事案を踏まえ、「高血圧症治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会」において、必要な対応と再発防止策をまとめたところ。法制度に係る検討について平成26年秋までを目途に進めることとしている。

スライド資料(PDF/831KB)