日本医学雑誌編集者会議 Japanese Association of Medical Journal Editors

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議事要旨

日本医学会臨床部会利益相反委員会ならびに日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)合同シンポジウム:総会

利益相反委員会からの報告

曽根三郎(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部呼吸器・膠原病内科学教授,
日本医学会臨床部会利益相反委員会委員長)

 日本医学会臨床部会利益相反委員会は,2010年4月に設立し,その活動を開始した.本委員会は,COI委員会を早々に設置しているいくつかの分科会の委員や弁護士等で構成されており,COIマネージメントに精通した十分な体制を整えている.
 今回の日本医学会臨床部会利益相反委員会ならびに日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)合同シンポジウムは,「臨床研究成果の発表に係わる利益相反管理のあり方」をテーマとし,関係する分科会にとってCOI指針の策定やそのマネージメントに向けて役立つ情報を提供する予定であり,日本医学会臨床部会利益相反委員会の第1回目の大きな事業活動である.
 「日本医学会 医学研究のCOIマネージメントに関するガイドライン(案)」については後ほどの合同シンポジウムにてその趣旨と内容について説明する.現在作成中のガイドライン案に対して各分科会からさまざまな意見を出していただいた上で,今年度中に最終案を取りまとめたいと考えている.日本医学会として正式なガイドラインの策定と適正なCOIマネージメントを目指して活動していきたいので,ぜひご協力をお願いしたい.