研究倫理教育研修会

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議事要旨

第4回研究倫理教育研修会

開会挨拶

門田 守人(日本医学会長)

 本日、第4回研究倫理教育研修会を企画いたしました。このようにたくさんお集まりいただきまして、どうもありがとうございます。
 日本医学会・日本医学会連合はこの数年のわが国における研究の状況に関して、非常に問題意識を持っております。そういったことから、委員会を立ち上げて、中でも特に日本医学会連合研究倫理委員会には、2017年に提言を出していただきました。教育の支援をしながら皆さんに本当のポイントを理解してもらって、どんどん変わっていく今の研究環境の中で、われわれがどうあるべきなのか、どうしなければならないのかを考えていく。これはわれわれ医学会にとって非常に重要なテーマの1つだと思っています。
 そういったことから毎年1回この研修会を開いているわけですが、本日は第4回ということで、テーマは「医学研究発表の質と信頼性の確立」になります。事前の打ち合わせ会では、「このテーマを選んだその裏を読めば、実はそれがなっていないということの現れですね」というご発言をされた委員の方もおられましたが、そのようなことのないよう強く願っています。
 そういった意味で、本日のこの研修会が意義のあるもの、そして各学会の会員の皆さんにそれが行き渡るように、ぜひよろしくお願いしたいと思います。