日本医学会分科会利益相反会議

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議事要旨

第3回日本医学会分科会利益相反会議

製薬企業における「企業活動と医療機関等との関係の透明性ガイドライン」の実施状況について

豊沢 泰人(ファイザー株式会社執行役員経営政策管理本部長)

 ファイザー株式会社では、情報公開に向けてシステム構築を進めているが、支払いデータはすべてグローバルで一括管理をしている。また、アメリカではサンシャイン法とは別にファイザーはすでに情報公開をしており、日本の情報公開もアメリカのシステムを利用しなければならない。そのために日本の情報公開は時間がかかると考えている。
 金銭の授受が発生する際の医療担当者の情報公開の同意取得は、業務をお受けいただく前に必ず弊社の社員が先生方のお名前等を公開することを説明し、同意をいただいている。したがって、透明性ガイドラインには事前にご了解いただいていると認識している。すでに多くの大学、病院が施設として透明性ガイドラインに包括同意を表明している。
 2012年度(2011年12月~2012年11月)の情報公開は、ファイザーの指針に則り、2013年度中旬に日本のファイザーホームページ等を通じて行う。実際の情報公開の方法については、いまだ検討中である。

スライド資料(PDF/1.57MB)