日本医学会分科会利益相反会議

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議事要旨

第7回日本医学会分科会利益相反会議:シンポジウム

診療ガイドラインの質と信頼性担保に向けた課題

南学 正臣(日本医学会利益相反委員会委員/日本医学会連合診療ガイドライン検討委員会委員長)

 診療ガイドラインは、我々が日常臨床で診療を行う上で、重要な役割を果たしている。一方、その影響力が大きいために、学会が出しているガイドライン間での齟齬の問題をなくすことや、ガイドライン作成過程の透明性の担保と利益相反の管理などが重要である。日本医学会連合では定期的にアンケート調査を行い、ガイドラインに関連する問題点を洗い出すとともに、それに対する対応状況を調べている。
 初回のガイドラインに関する調査は2017年12月に施行し2018年1月に報告書を出した。今回は2回目の調査の結果について報告をして、課題を共有させて頂きたい。なお、次回の調査は、COVID-19 の pandemic による臨床現場の逼迫状況を勘案し、現場に過剰な負担のかからないようなタイミングで行う予定としている。

スライド資料(PDF/3.14MB)