日本医学会分科会利益相反会議

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議事要旨

第7回日本医学会分科会利益相反会議:シンポジウム

『日本医学会 医学雑誌編集ガイドライン』改訂のポイント

北村  聖(日本医学会医学雑誌編集者組織委員会委員長)

 『医学雑誌編集ガイドライン(2015年3月)』は、発行後6年が経過する。医学雑誌編集をめぐる現状を反映した内容に改訂するために、日本医学雑誌編集者組織委員会では、第2版の作成を進めている。
 第2版は、基本的には、医学雑誌編集者国際委員会 (ICMJE) のRecommendationsの最新版に準じた内容とし、その他、改訂のポイントとして、「日本医学会129分科会宛アンケート調査(2018年)」の結果に基づき、「オープンアクセス」、「査読」、「オーサーシップ」、「論文撤回」、「重複出版」、「ミスコンダクトが判明した際の対応」、「悪徳雑誌への注意喚起」、「臨床試験データ登録・共有」、「報告ガイドライン」に関する内容を加筆することが挙げられる。なお、COIに関しては、編集ガイドラインには詳細は記述せず、日本医学会利益相反委員会との連携協力のもと、「日本医学会 COI管理ガイドライン」を参照する形式とすることとなった。
 今後、日本医学会分科会の編集者に確認を依頼した後、第2版の最終案をまとめ、日本医学会定例評議員会への提出する予定である。

スライド資料(PDF/563KB)