日本医学雑誌編集者会議 Japanese Association of Medical Journal Editors

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議事要旨

第8回日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)総会・第8回シンポジウム:総会

利益相反委員会より

曽根三郎(日本医学会利益相反委員会委員長)

 利益相反委員会報告として、1)「日本医学会 COI管理ガイドライン」と改定し、用語を2014年版「倫理指針」と整合性化。製薬工業協会「臨床研究支援の指針」への対応を追加。COI自己申告期間を過去1年間から3年間に延長。研究論文発表における企業の役割の適切な記載例を提示。企業からの契約研究費・寄附金の申告額について、改訂後は間接経費などを差し引き、申告者に実質的に分配された金額と定義。
 一方、2)「日本医学会 診療ガイドライン策定参加資格基準ガイダンス」を新しく公表。内容として、COI開示対象者は、診療ガイドライン(CPG)策定に関係する委員や外部評価委員。参加者のCOI管理手順の図式化。自己申告する項目と開示基準額は、COI管理ガイドラインと同じとし、項目別に金額区分を例示し、組織COI状態も加味してCPG参加資格基準の参考例を示した。CPG公表時、策定参加者および当該分科会自身のCOI開示記載例も提案した。

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