日本医学雑誌編集者会議 Japanese Association of Medical Journal Editors

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議事要旨

第10回日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)総会・第10回シンポジウム:総会

経緯説明

北村 聖(日本医学雑誌編集者組織委員会委員長)

 日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)の第9回総会(2018年11月6日)以降の活動を報告する。
 この間の活動として、『医学雑誌編集ガイドライン(2015年3月)』の改定案の作成を進めたことが挙げられる。改定案作成に際しては、2018年に日本医学会129分科会の編集者を対象に実施したアンケート調査の結果を反映させるように考慮している。その他の活動として、論文掲載収入のみを目的として掲載論文の質の管理が粗雑である悪徳雑誌への投稿を問題視する動きに対応し、2019年3月8日に、「悪徳雑誌への注意喚起について(日本医学会 門田守人会長・日本医学雑誌編集者組織委員会 北村聖委員長)」を公表した。また、インターネット上にオープンに公開されるプレプリントを利用する際の留意点を考えるために、「医学分野のプレプリントをめぐる動向」をテーマとした第10回JAMJEシンポジウムを企画した。
 対外的には、2019年9月3日~5日に中国・西安で開催されたアジア太平洋医学雑誌編集者会議(APAME)・WHO西太平洋地域医学情報データベース(WPRIM)合同会議にて、JAMJEから、悪徳雑誌への注意喚起、国内大学のオープンアクセスへの取り組みについて報告した。

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