日本医学雑誌編集者会議 Japanese Association of Medical Journal Editors

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議事要旨

第10回日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)総会・第10回シンポジウム:総会

利益相反委員会から

曽根三郎(日本医学会利益相反委員会委員長)

 2020年度事業活動として、日本医学会COI管理ガイドラインの全面改訂を行い、Institutional COI(組織COI)にかかる管理事案例を追加するとともに、同ガイドラインのDigest版を公表した。また、日本医学会分科会関係委員会とCOI管理にかかる国際動向や諸問題についての情報共有化を図るために日本医学会利益相反委員会e-Mail通信第1号、さらに2021年3月に第2号を発信した。
 日本医学会は、2011年に「COI管理ガイドライン」を公表して以後、論文投稿ルールとして国際標準であるICMJE Recommendationsへの整合性化を進めて来た。ICMJEの2019年改訂版でDisclosure of Financial and Non-FinancialとCOIとの間に「Relationships and Activities」を加えて広い視野での透明性を投稿者に求めた。さらに、ICMJE DISCLOSURE FORM February 2021が公表され、一つのシート内にitemごとの回答方式にてpersonalとinstitutional COIの両方を詳細に申告開示させる様式とした。本年5月25日開催の日本医学会利益相反委員会で、2022年度からICMJE DISCLOSURE FORM 2021を日本医学会として全面的に採用し、分科会に推奨することを決定した。

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