第12回日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)総会・第12回シンポジウム:総会
経緯説明/ICMJE Recommendationsの改定への対応/JAMJE査読マニュアルの作成
北村 聖 (日本医学雑誌編集者組織委員会委員長)
日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)の第11回総会・シンポジウム(2023年1月13日)以降の活動を報告する。
第11回総会・シンポジウムは「医学雑誌の査読の現状と改善」をテーマとして開催され、JAMJEにて、医学雑誌の査読の現状、問題点、査読者のトレーニングについて、編集者、査読者の間で意見交換をする機会を設ける必要が挙げられた。
海外の編集者会議との連携に関しては、2020年から中止となったアジア太平洋医学雑誌編集者会議(APAME)・WHO西太平洋地域医学情報データベース(WPRIM)合同会議が、2023年8月に、4年ぶりにベトナム・フエにて開催された。
最近の動向として、ICMJE Recommendationsを始め、国際的な各編集ガイドラインにて、医学論文の執筆、編集、査読におけるAIの使用に関する推奨事項が発表されており、JAMJEにおいてもAIへの対応を考えることを目的として、第12回シンポジウム「AIと医学雑誌編集」の開催(2024年2月6日)を企画した。
スライド資料(320KB)