第12回日本医学雑誌編集者会議（JAMJE）総会・第12回シンポジウム：総会
日本医学会利益相反委員会報告
南学正臣 （日本医学会利益相反委員会担当副会長）
医学系研究に係る産官学の連携をより一層推進していくためにも、分科会が策定する診療ガイドライン内容に関連して策定参加者だけでなく、組織COI状況も所定の様式にて開示公開することにより透明化を図り、診療ガイドラインの信頼性確保に繋げていただくために一部改定を行った。
主な改訂点は
1）深刻なCOI状況と想定された診療ガイドライン策定参加者が推奨決定会議で投票棄権した場合、当該者名を開示
2）専門学会は診療ガイドライン公表時に自らの組織COI状況を所定様式にて適切に診療ガイドライン内で開示
3）COI開示法として、閲覧可能とするURLか、QRコードをCPG文章内に提示し代替する方法の推奨
である。
また、近年問題となっている製薬会社による「講演スライドの事前チェック問題」については、全国医学部長病院長会議と協力しながら、対応策を検討している。
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