第13回日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)総会・第13回シンポジウム:総会
経緯説明
北村 聖 (日本医学雑誌編集者組織委員会委員長)
日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)の第12回総会・第12回シンポジウム(2024年2月6日)以降の活動を報告する。
第12回総会・第12回シンポジウムは「AIと医学雑誌編集」をテーマとして開催され、AIを利用した論文執筆、査読の現状、医学雑誌編集者団体のAI利用 への対応について議論がなされた。
海外の編集者会議との連携に関しては、アジア太平洋医学雑誌編集者会議(APAME)・WHO西太平洋地域医学情報データベース(WPRIM)合同会議が、2023年8月に、オーストラリア・ニューカッスルにて開催され、日本からは、日本医学雑誌編集者組織委員会の委員2名が出席した。
最近の医学雑誌編集に関する話題として、論文執筆や査読におけるAIの利用の普及、科研費をはじめとする研究資金の助成を受けた研究論文の即時オープンアクセス化が挙げられていることを考慮して、第13回シンポジウム「オープンアクセス・AI時代の医学雑誌編集」の開催(2025年1月7日)を企画した。AIやオープンアクセスへの対応には、シニアと若手という枠を超えた協力が必須となってきており、シンポジウムの基調講演は、「世代間を超えた医学雑誌編集への取り組み」をテーマとし、世代間を超えた協力による研究活動・学術情報発信の在り方についても考える機会とした。
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