第14回日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)総会・第14回シンポジウム:総会
経緯説明
中山健夫(日本医学雑誌編集者組織委員会委員長)
本講演では、日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)のこれまでの活動と国際的動向を踏まえ、医学論文の科学性・倫理性向上に向けたルールの重要性を整理した。JAMJEは2008年の設立以来、出版倫理、利益相反(COI)管理、オープンアクセス、査読の質、AI活用など、時代に応じた課題に取り組んできた。国際的にはICMJE Recommendationsが中核的指針として発展し、近年はAI利用やデータアクセスの規定が強化されている。
また、CONSORTやSPIRITなどの報告ガイドラインの改訂により、透明性や再現性、患者・市民参画の重要性が一層強調されている。一方、日本の医学雑誌では研究公正項目の記載が十分でない側面も示され、特に和文誌における改善の余地が明らかとなった。今後は、国際基準との整合を図りつつ、COI開示の適正化やAI利用の透明性確保を含め、学術出版の信頼性を高める継続的な取り組みが求められる。
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