2007年10月23日
日本医学会医学用語管理委員会
動脈硬化学会からの要望により、dyslipidemia の日本語を脂質異常症としました。本辞典に収載されている関連用語としては下記の用語あり、その上下関係は、MESHによれば下記のとおりです。
なお、動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007」には、次のように解説されています。
「従来血中の脂質の異常を「高脂血症」と表現していたが、血中の脂質の異常の中には、低HDL血症も含まれているために用語として適当でない。従って、上位概念としては、脂質異常症(dyslipidemia)を用い、高脂血症(hyperlipidemia)はその一部とする。」(日本医学会用語管理委員会)