日本医学雑誌編集者会議 Japanese Association of Medical Journal Editors

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議事要旨

第2回日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)総会・第2回シンポジウム:総会

経緯説明

北村 聖 組織委員会委員長(東京大学医学教育国際協力研究センター教授)

 日本医学会の事業として発足した日本医学雑誌編集者会議Japanese Association of Medical Journal Editors(JAMJE)は、2008年8月1日に開催された設立総会にて、1)医学雑誌と編集者の自由と権利の擁護、2)医学雑誌の質の向上への寄与、3)著者と医学雑誌・編集者の倫理規範の策定、4)海外の編集者会議との連携の4点を目標とすることが承認され、その活動を開始した。以下、設立総会後の活動の経緯を報告する。
 まず、JAMJEの発足について認知を図るために、2008年9月に日本医学会のWebサイト内にJAMJEの項目が開設され、Webサイトおよび各種出版物を利用して、JAMJEの各種活動の広報に努めてきた。
 また、JAMJEの目標の1つである「医学雑誌の質の向上への寄与」に取り組むに当たり、各分科会機関誌の編集の現状を把握するためのアンケート調査が、各分科会の協力の下、日本医学雑誌編集者組織委員会により実施された(2009年3月)。本調査の集計・分析の結果を、今後のJAMJEの活動に反映させることを計画している。このほか医学雑誌の質の向上に関する活動としては、“Publish or Perish”をテーマとした第2回JAMJEシンポジウムの開催を企画し、専門研究者に講演のほか、先のアンケート調査の結果報告も交え、編集者間で意見交換をするためのプログラムを組み、2009年7月17日に開催するに至った。
 また、「海外の編集者会議との連携」に関して、アジア太平洋医学雑誌編集者会議Asia Pacific Association of Medical Journal Editors(APAME)からJAMJEの入会が承諾されたことが挙げられる。なお、APAMEの活動に対するJAMJEの経済的補助に対してAPAME会長から感謝状が授与された(2009年6月)。

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