研究倫理教育研修会

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議事要旨

第3回研究倫理教育研修会

閉会挨拶

岸  玲子(日本医学会副会長)

 本日は丸々3時間、研究倫理教育の在り方と共通化につきまして多くの学会の先生方と、ご講演者の先生方の間でだいぶ煮詰めることができたのではないかと思います。
 特にご講演と座長の労を執られた3委員会の皆様、委員長の先生、それから吉村先生が日本専門医機構の今の状況についてもお話しくださいましたし、新谷先生は随分アメリカとの落差を感じられているようで、私も大変参考になりました。本日、この会場にお越しの先生方は、おそらく各学会の雑誌の編集委員長、倫理委員長、それから利益相反委員長をなさっている、ある意味学会のトップの責任ある立場の方々だと思うのですが、ぜひとも研修会の中身を各学会でどのように発展させていくのか、ある意味ではその労を執っていただきたく、心からお願いする次第です。
 それから、全国医学部長病院長会議やファンディングエージェンシー等と密接な連絡をとって日本医学会・日本医学会連合も前に進めていくことが必要だと改めて感じました。特に患者さん、研究参加者の利益を守るとともに、研究している方たちが不利益を被らないようなことも必要ではないかと思います。それによって、各学会の研究基盤も堅固になっていくと思います。
 日本医学会・日本医学会連合もこれからも頑張っていきたいと思っています。そうすることによって、おそらく社会的なアカデミーの認知度も上がってくることと思います。先生方のご支援もいただき、前へ進めてまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。