研究倫理教育研修会

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議事要旨

第10回研究倫理教育研修会

学術情報をめぐる昨今の話題

中山健夫(日本医学雑誌編集者組織委員会委員長)

 国際医学雑誌編集者会議(ICMJE)のrecommendations 2026年1月改訂では、AI利用に関する新セクション、著者のデータアクセス、学術的自由、研究不正などに関するガイダンスが更新された。JAMJEは2008年の設立以来、出版倫理・COI管理・オープンアクセス・著作権対応など、時代に応じた課題に取り組んできた。近年は生成AIの論文執筆・査読での適切な活用の在り方を重要な課題として扱っている。
 また、研究報告ガイドラインの管理拠点であるEQUATOR Networkを紹介し、代表的な報告ガイドラインの一つとして、ランダム化比較試験に関するCONSORT 2025の更新でオープンサイエンスの強化、患者・市民参画、COIの明確化など、一層の透明性向上が図られていることを述べた。結語として松尾芭蕉の「不易流行」の精神—変わらぬ本質を守りながら時代の変化に適応すること—を、学術情報の諸課題に向き合う指針として提示した。

スライド資料(PDF/2.65MB)